02小冊子感想前小ネタ【小ネタ】

無料小冊子02やっと読めましたー！

iPhoneアプリ超ありがとぅおおおおおおおお！

感想がっつり書きたいところなんですが、
いや、もう三姉妹と魔術戦士と師弟と隊長のことしかないんですけど（メインはどうした）。
主役の日常の感想は他の方のトコで読んで満足しちった（笑）。

あ、これから3日くらい師弟のこととか「魔王の娘の師匠→魔術戦士の師弟」とか魔術戦士達のこととか色々語り尽くしそうです。繰り返し同じ事語るかもしれないけどご愛敬。
02のおかげで萌えバーストした、げふん。

そんなわけで急ぐ必要なんてないんですが、取り急ぎ小ネタを。
つづきに入ってます。

---

小冊子02感想前に小ネタ
（ラ：ラッツベイン、シ：シスタさん、マ：師匠）

ラ：ふぅー。
シ：何緊張してるのよ。
ラ：わたし美人さんがいると気後れしちゃうんですよねー。
シ：ああ、そういえば今日隊長のところにきてたお客…確か議会の人だったかしらね。
ラ：シスタさんいなかったからわたしがお茶持ってったんですよぅ。はふぅ。
もーすっごいすっごい美人でしたー。美人で、頭良くて、ホントに気後れしまくっちゃいましたよー。
シ：…
ラ：あ、そうだシスタさん！「隊長との仲を進める大作戦！」10通りくらい考えたんですけどけど！どうしましょうか、実行しますかー！？
シ：………


ラ：今度言ったら考えつく限りのありとあらゆる方法でなぶり殺すマジ殺すって言われちゃいましたー。何がいけなかったんでしょうかねえ。
マ：うん、ええと、本当に君がワザとじゃないって確証が欲しいかな（遠い目）。
ラ：？？？
マ：あー、もう。本当になんでだろうね（無我の境地）。

完

---

ラッツベインはMと見せかけた天然ドSかもしれない…。

私的に、シスタさんは美人だと思ってるんですが（笑）。
そしてなんとなくエッジの未来予想図、相似形。

ラッツベインは「その人の一番すごいとこが魔術」だった時点でその人の評価が下がるイメージ、たぶん無意識。
だから自己評価も結構低い。

シスタさんの一生懸命さはものすごく尊敬してるんだと思うんですが、相性悪いよね（苦笑）。
シスタさんからしてみれば小馬鹿にされてる！って思うこともあるだろう…。

... Close

一線【SS】

オーフェンさんとマジクさんの会話。
いつも通り色気と糖度はゼロでお送りしています。

つづきからどうぞ
あ、それとすぐ下の記事に拍手返信しております〜。

---

---

『一線』

---

一線を越えたのはキムラックだった----------------------------。

そう切り出した元師匠にぼくは正直に返す。



「ぼくは、…正直覚えていません」


いえ、トトカンタでの戦いの中っていうのはもちろん覚えてますよ。
そう付け加えてから思わず笑いがこぼれた、自嘲気味の。


最初に殺したのは誰だったのか。


男だったのか、女だったのか、幾つくらいの人間だったのか、何を思い戦いに臨んだのか。
何一つわからない。


校長がーーー溜息をついたのだろうか、微かに動く気配がした。
そこそこの月明かりはあるが、逆光で顔はよく見えない。
彼は淡々と続けた。


「越えるまではその一線を必死で見極めて、越えないようにつとめて来た。
だが、一度越えてしまえばその線はたちまち消えて、どこにあるかわからなくなった」
「ぼくには、…そんな線は見えませんでした。」




見えないから容易く越えて、たぶん越えてから初めてそれを見た。
ちょど彼とは逆になる。


「お師様に言われてた事が、その時になってようやくわかりました。
……ぼくは、不肖の弟子ですね」
「まったくだ」
「はは」


月が徐々に高くなって行く。
あまり、時間をかけてゆっくり話す事でもない。


「でも、不肖の弟子の弟子は不肖じゃありませでしたよ」
「あ？」
「隔世遺伝でした」
「役に立ったか」
「それどころか」


助けられた。
弟子ーーーー校長の娘、ラッツベインに。


「叱られました」
「ほぉ」
「そんなんだからかっこ悪いんだって」


ああ、確かにかっこ悪い。
今も昔もぼくは周りが見えず。
自分の歳の半分を少し越えただけの少女にーーーいや、もう少女という歳でもなくなっていたーーー女性に諭された。


彼女には『一線』などないのだろう。
いや、彼女は最初から必要としていない、そんな『一線』など。
それを必死で避けるのでもなく、見えないのでもなく。


そうならないために全力で生きるのだ。
『一線』など蹴飛ばして、そうして何もかもを生かすのだ。
彼女には『一線』の向こう側など必要ない。


何かを屈服させるためではなく、滅ぼすためでももちろんない。
生きるために、生かすために使う「力」それが彼女にとっての魔術なのだろう。


そうして村の大半は生き延びた。


「もしも、ぼくが１人で行っていたらーーーーーー」


地図から村が一つ消えていた。
あの場に生きて残るのはぼくだけだったろう。


生かされたのは村人たちだけじゃない。
ぼくの中の「何か」も生かされた。


そんな気がした。


「やっぱり貴方の娘ですね」
「……いやー……どっちかっつーと、あいつだろ」


誰かと言えばーーーーーーーー当然１人しかいない。
ああ、と合点がいって校長を見やれば、彼はにやりと笑った。


「クリーオウとぼくを旅に連れて行ったのはそういうつもりだったんですか？」


歯止めとして。


「いや、単に金がなかったしな」
「ぼくの場合はそうでしょうけど、クリーオウは」
「……どうだかな」


校長が地面を軽く蹴飛ばした。


「後付けにしたら理由なんざいくらでも沸いて出て来ちまうだろ」
「そういうもんですかね」


返す反応に困って曖昧に相槌を打つ。


「そーだよ。例えばお前にあいつを付けてる理由とか、な」
「………何か、あったんですか？」
「別に意図なんかなかったさ…、性格的に向いてるなと思っただけだ
学校で競争しながら伸びるタイプでもない。…あいつ良くも悪くもマイペースだかんな」


「はあ」
「それにお前、女に振り回されるの好きだろ」
「それはないです」


やはりどう反応していいのかわからず、気のない返事を返せば、
校長は月を見上げていた。


微妙に遠い目で。


「ただな、旅に道連れってのは付きもんでな。一人で軽快に歩いてる奴なんか見ると、な」
「なんです？」
「…ほら、重し付けたりとか、足ひっぱりたくなるんだよ………」


「それでですか！？」


『なるんだよ………』と情感たっぷりに言われても困る。
実際の所は何か言おうとしたようにも思えたけれども、おそらくやめたのだろう。


「まあ、……感謝はしていますよ」
「おお、しろしろ」
「給料上げてくれればさらに感謝できますが」
「無理しなくていいぞ」


まあ、それはそれとして。


重しどころか、ぼくをどつきながら、不思議にも引っ張り上げるのは幼少の頃からラッツベインで


それは今でも決して変わらない。
何を見聞きしても、何を経験しても、変わらずに『そこ』にいる。
やんちゃではあるが、基本的にはおっとりとマイペースを貫く少女。
そんな常とは裏腹に母親に似て（色々な意味で）爆弾さながらの破壊力を持ち、
父親に似て必要ならばあっさりと決断する彼女。


何も持たないぼくが原大陸で唯一手に入れたのは、そんな弟子だった。


校長がぼくに彼女を付けた実際の意図はどうにせよ、そのことに今は感謝するしかない。
そもそも校長の意図なんて、大して読めやしないのだ。


「ラッツベインをありがとうございます」


『ぼくに預けてくれて』という言葉を付け加えるのを忘れたが、まあいいだろう。
とにかくそう素直に礼を述べたら、何故だかおそろしい形相で睨み返された。
疑問を視線に乗せて返したら、やたらと不機嫌な表情でそっぽを向かれた。


「？」


やはり、ぼくには彼の意図はどうにも読めない。



完

---

マジクさんに全く他意はございません（笑）。
師匠と弟子の何ともいえない、あの関係性がツボです。

ラッツベインの成長とともに、一歩離れたところから見てる人たちからの印象が変わってるとなおヨシ。
しかし身近な人たちからは全く変化してるように見えないとさらにヨシ（えー）。
本人達も特に変わってないと思ってるとさらにさらにヨシ。

なんでしょう、一つのものを見てるのに、見る方向によって見え方が全然違う、そんな２人だと思います＾＾。

とりあえず、原作次巻でもいちゃいちゃしていて欲しいです。
あのハンパない信頼感には果てしなく萌えたので。燃えたし。

っていうか先が怖い、楽しみ、でもホントに怖い。
…リアルタイムの楽しみを心底から満喫しております。

... Close

拍手返信です その3

ヒーローズファンタジア、ボス戦の度につまり、ブレイブのふり直しとレベル上げを強いられています、今日この頃…ぐぬぬ。

マジクの必殺技は見る度に恥ずかしくなるのであんまり見てません（笑）。基本スキップ（え）。
だって…その、なんだ、あの変身魔法少女みたいな身振りはYO☆

つづきに拍手変身…返信です〜。

---

色反転でお送りしております。

旅人さま

ご来訪ありがとうございます！
若マジクには懐かしくなりますねえ。わたしがここまでハマったのはアラサー師匠のせいなのですが…最近読み返してたら若マジクの不憫さが愛しくなって来てます（笑）。
ラシィというと…写真を見せても信じてくれない！的なェ。
そしてヒーローズファンタジア、マジク情報ありがとうございます〜！
師匠にはやっぱり「愛が必要なんです！（by弟子）」だったんですね。
当たりはともかく、やっぱりダメージが高いってところはちゃんと原作踏襲してるのかなあ…、凄いなゲームスタッフ…。
とりあえず、気合い入れてラストまでマジクさんは組み込んでいこうかと思います〜。
ご朗報、ありがとうございました！


他、拍手ぽちぽちして下さる方もありがとうございます。
励みになります。

... Close

PSPゲーム、ヒーローズファンタジア出ましたよ！

《クリックで拡大表示》
どこまでも弟子とツーショットにさせたいわたくし…。
そういえばラッツベインに「ヒッ」って言わせるの忘れました…orz。

ヒーローズファンタジアは19日に発売したPSPの人間版スパロボ的RPGです。

マジクさんの扱いが切なくて
「師匠らしいです！」と弟子も太鼓判ですよ（涙）。
真っ先にベンチウォーマー…orz。
いや、最後まで使ってやるさ！と言いつつも挫折しそうです。
ってか戦闘で使えない地人の方が印象強いとか…。
やっぱりアレですね男性作者の「美少年」って感じですよね（褒めてます）！

ああ、アラサー師匠ならこんなことには…。

まだあんまりやってないんですけど、たぶん３人の中じゃクリーオウが一番使えるかと。
なんせレキが鬼性能。

あとキャラデザインはもちろんアニメ踏襲していてキラキラ具合が（笑）な感じなんですが、何気に原作設定がちょこちょこと。
てかそれ原作読んでなきゃ知らないw的な。
スタッフ原作読み込んでくれたんですかね。

とりあえず戦闘の難易度が工夫次第でかなり変わるので、ゲームとしてそれなりに遊べます。
ネタ扱いされるクロスオーバーものとしはそれなりにいい出来なんじゃないかなーと。
あと原作アレンジBGMが来るとうきうきしますよね！
カスサンもキャラごとに設定できるようになるので、原作の音源持ってるならぶちこむのも可能。

キャラゲーとしてはそこそこだと思います。
スーファミの頃の『キャラゲー』とか知ってる人なら全然許容範囲かと＾＾。
って例え酷すぎた（笑）。

あ、ちなみにこの下の記事に拍手返信しております。
次の更新はたぶんオーフェンとマジクのSSあたりじゃないかと思います。
…色気ねえ…orz。

拍手返信です その2

マジラツ、あるいは洗剤＆殺鼠剤。
シンプルに師弟！
上記にハマって早何ヶ月でしょう…。

ほのぼの距離感にもだえつつ、脳内ではあんなことやこんなことまで妄想している
けどさすがに自重！している運営する管理人のブログサイトにお越しいただきありがとうございます。

ぽちぽち拍手して下さってる方もありがとうございます。
励みになっておりますm（＿ ＿）m。

続きに拍手返信しております。

---

文字色反転しております。

リセさま
ご来訪ありがとうございます！そしてリンクありがとうございます。
こちらからはフリーのお言葉に甘えてリンクさせていただいております。

マジラツ！仰る通りあのバランスが絶妙で良いですよね！
爆弾のような母娘ですが（笑）、対外的に「凄い」と評される男性陣より
きっちり地に足が着いてる気がするのは彼女達の方だと思います。
力なく翻弄されるようでありながら、対面気にしない分、
己を見失わない気がします。
…そして需要あるんですか、マジラツ（○□○）。
何故供給が少ないのかー！と見苦しく叫びつつ。

こちらもまったりとよろしくお願いいたします〜。


他にも一言メッセージを下さった方。
ありがとうございました！

... Close